5校時に体育館で戦争体験講話の会を開催しました。現在江戸川台にお住いの水谷玉枝さんを講師にお招きしてお話を全校で聞きました。水谷さんは,当時東京の亀戸にお住まいで,小学校1年生の時に中国との戦争が開始されました。昭和16年の太平洋戦争の際には工場に動員され,風船爆弾の製作にじゅうじしていたとのことでした。
特にお話の中で,昭和20年3月9日・10日の東京大空襲については,その悲惨さとともに人間の生きることへの執念や我が子を思う母親の愛情の強さなど,当時目の当たりした様子を語ってくださいました。
全校生徒に,90歳を超えた水谷さんは,二度と悲劇を繰りしてはならないことを力強く訴えました。生徒も平和の大切さを感じた時間でした。